
※上記料金は一例です。費用の概算見積もりはこちらを参考にしてください。
システムを再構築したい企業の多くが、「現状のシステムの機能が分からない」という悩みを抱えています。
短期間に既存システムの全体像をつかむことで、システム再構築に向けた準備が進めやすくなります。 次期システムを成功にさせるためには既存システムの情報と正確な要求が欠かせません。それらの情報を開発ベンダーに提供することではじめて的確な提案と費用が明らかになります。
システムの全体像を明らかにするためには詳細な調査を行うのではなく、システムの地図を作成する必要があります。
地図には写真のような個々の詳細な情報はありません。道路や公共施設などの重要な目印が強調されて示されます。余計なものを省き重要なものだけ記述することで情報を分かりやすく表現します。
システムの地図があってはじめて、次期システムの方向性が見えてきます。そのためにも既存システムの全体像を表した資料を作成する必要があります。
システムの全体を捉える
システムの地図
- システムの地図も少数の記号を使って表現します。記号としては画面や帳票、関係するシステムとの入出力、それに機能とデータです。これらの情報をつなげて全体としてつながりのあるシステムを表現します。
- 長年保守されたシステムはプログラムやデータが複雑に絡み合い、綺麗に整理することが困難な場合があります。そのような場合でも詳細に踏み込まずに全体的な視点からバランスよく分析することで、体系だった整理が出来ます。
- 弊社では長年のコンサル経験から不揃いな資料やプログラムに左右されない分析手法を持っております。
- また、ツールを使い素早く整理することができます。
支援方法
お客様の知識と弊社のノウハウを加味して効率的に既存システムの分析を行います。
■作業の明確化
・お客様に事前に準備していただくものを明確化
・分析手法の明確化
・ツールを使った効率的な分析
■成果物の明確化
・既存システムの地図をモデルを使って作成
・プログラムの詳細に踏み込まず、ビジネスルールにフォーカスしたまとめ方を行う
■お客様にご準備いただくもの
既存システムのドキュメント | 開発時のドキュメントやその後の保守用のドキュメントなど関連する資料一式 |
既存システムの中で現在使用している画面と帳票 | 使用している画面のハードコピー 帳票のコピー |
外部システムとのインターフェース情報 | ファイルレイアウトや通信電文 |
データベースのスキーマ | RDBを使用している場合はRDBのスキーマ情報 開発時のER図など |
ファイルフォーマット | ファイルで処理している時はファイルレイアウト |
バッチ処理の資料 | バッチ対象のDBやファイルの情報 バッチフロー情報 |
なお、お客様への依頼事項として、週3回(1回時間)のお打ち合わせの機会と、お打ち合わせの場所のご提供をお願いいたします。(プロジェクター、ホワイトボードをご用意ください)
費用(概算)の計算
当サービスは「支援方法」にある通り、標準化された手法を使用し作業を行います。
これにより基本料とインターフェース(画面・帳票、イベント)数での費用計算が可能になりました。
基本料金:500,000円
画面・帳票:10,000円/1画面・帳票
イベント:10,000円/1イベント(※)
(※)イベント: 外部システムとの接点
タイミング毎に1接点と考えます。
この費用には画面、帳票、外部システムとのインターフェース(IF)の洗い出し工数は含まれておりません。
お客様に提出いただいた画面・帳票、外部システムIF、データを元に検討し、費用の概算をご提示いたします。
サービス期間は最長3ヶ月間と考えております。
画面、帳票、外部インターフェースが300を越える場合は別途お見積もりとなります。
お支払い方法
初回月に基本料金をご請求いたします。
残りの部分は最終的な数量が決まったところでご請求いたします。